FISC 金融情報システムセンター

刊行物詳細

地域金融機関IT研究会

地域金融機関IT研究会報告書「ITを活用した営業店事務の合理化・効率化への取組み」

発行年月2010/09
価格(税込)

教育機関向け価格:2,000円

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概要

 地域金融機関においては、昭和40年代以来、営業店事務の合理化・効率化を目的としたシステム開発に積極的に取り組んできたにもかかわらず、今なお事務繁忙や煩雑事務の改善を訴える現場の声が根強いのが実情です。取り扱う金融商品・サービスの拡大や業務の複雑化などの環境変化が、所期の合理化効果の発現を妨げている面がないかどうか、不断の点検を通じた既存ITや業務プロセスの改善・高度化が求められる所以といえましょう。

 当センターが主催する「地域金融機関IT研究会」では、地域金融機関や有識者へのヒアリングなどを通じ、営業店事務の実態に迫り、問題解決に向けた取組み策について、調査・研究を行いました。

 本報告書が、地域金融機関の皆様にとって、営業店事務のさらなる合理化・効率化を考えていくうえで、少しでもお役に立てば幸いと存じます。

<本報告書の構成>

第I章 はじめに

1 テーマと問題意識「ITを活用した営業店事務の合理化・効率化への取組み」

2 活動概要

第II章 地域金融機関における営業店の実態とその事務を取り巻く環境

1 地域金融機関営業店とその機能の実態

2 地域金融機関の営業店事務を取り巻く環境変化

第III章 個別問題点の抽出

1 システムに関わる問題

2 現物に関わる問題

3 事務フローに関わる問題

4 業務知識に関わる問題

第IV章 問題点解決へ向けての取組み

1 費用対効果の適切な見極め

2 営業店事務・システムの全体最適化

3 事務の標準化・共通化

4 場面に応じた事務量の計測や事務量の見積もり

5 専門知識を要する事務の専門家による知識提供体制の構築

第V章 国内事例

第VI章 海外事例

第VII章 今後の課題と展望

付録  講演録集