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『金融機関等におけるコンティンジェンシープラン策定のための手引書』(第4版)【PDF版】を公表しました。
2024年01月25日
『金融機関等におけるコンティンジェンシープラン策定のための手引書』は、自社のコンティンジェンシープランを策定又は改訂する金融機関等の参考に資することを目的とする「手引書」です。
コンティンジェンシープランの策定方法等について典型例を示すとともに、策定する際に考慮するべきポイントを解説しています。
最後の改訂である第3版追補3の発刊から6年以上が経過する中、大規模なシステム障害、高度化・巧妙化するサイバー攻撃、新型コロナウイルス感染症の世界的な流行など、金融情報システムの安定稼働に大きな影響を及ぼす事象が発生し、金融機関等が策定しているコンティンジェンシープランについても一層の充実が求められます。
これらを踏まえ、このたび第4版として改訂・公表いたしました。
ご購入・ダウンロード(※https://www.fisc.or.jp/publication/book/006159.phpページへリンク)
■ 改訂のポイント
(1)「第4編 想定するリスクに応じた考慮事項」の構成変更
第4編の構成を刷新し、大規模システム障害、サイバー攻撃、感染症の考慮事項を、自然災害と同列の章構成に位置づけました。
(2)想定するリスクに応じた考慮事項の記載充実
第4編を中心に、最新の安全対策基準や近年改訂された業務継続に関するガイドライン等を取込みました。
特に「Ⅲ 大規模システム障害の考慮事項」は、証券取引所や主要行で発生した業務停止事案を踏まえたレポート等をもとに、コンティンジェンシープラン策定時に考慮すべき事項を大幅に拡充しました。
(3)第3版と追補の統合と全体的な読みやすさの向上
第3版発刊後、3巻にわたり追補を別冊で発刊してきましたが、第4版公表に当たって全編を一体として統合いたしました。
また、統合に際し、記述の一貫性と用語の統一性を確保するための見直しを行っております。
【お問合せ】
公益財団法人金融情報システムセンター 監査安全部(FISC事務局)
電子メール fisc50@fisc.or.jp
電話番号 03-5542-6054